株式会社マキノ

省エネ乾燥

熱を逃がさない、省エネ乾燥へ

品質を保ったまま、エネルギー使用量を抑えます

乾燥工程はエネルギー使用量が大きく、コスト削減のために温度を下げたり時間を切り詰めたりすると、今度は乾燥不足による品質低下が心配になります。マキノのエコドライヤは、ワークに合わせた温湿度制御で必要以上の加熱を行わず、さらに高断熱・高気密構造で放熱ロスを抑えることで、乾燥品質を保ったままエネルギー使用量を抑えます。

ワークに合わせた温湿度制御で無駄な加熱を行わず、高断熱・高気密構造で熱を逃がさない。この2つで、乾燥品質を保ったままエネルギー使用量を低減します。

現場で、こんなお困りごとはありませんか?

  • 乾燥工程のエネルギーコストが年々増えている
  • 省エネを意識すると、乾燥不足や品質のばらつきが心配になる
  • 乾燥室からの放熱で、周辺の作業環境まで暑くなる
  • 電気・ガス・蒸気などのエネルギー使用量を減らしたいが、方法が分からない

こうした課題は、ワークに合わない加熱や、乾燥室からの熱の逃げやすさ(放熱ロス)が、エネルギー使用量に直結していることが原因の可能性があります。

なぜ、乾燥工程はエネルギーを消費しやすいのか?
ワークに合わない条件で、必要以上に加熱している

乾燥工程を通して一律の条件で運転していると、本来は不要な加熱が生じ、その分エネルギーを余分に使うことになります。

放熱ロスが発生している

乾燥室の壁や扉から熱が逃げやすい構造だと、設定温度を保つために余分なエネルギーを使い続けることになります。

乾燥工程の省エネは、運転条件を切り詰めるだけでは品質とのトレードオフになります。マキノでは、ワークに合わせた温湿度制御で必要以上に加熱せず、さらに断熱・気密構造で熱を逃がさない設計にすることで、品質を保ったままエネルギー使用量を抑えます。

エコドライヤが、エネルギー使用量を抑える仕組み

ワークに合わせた温湿度制御で、必要以上に加熱しない

乾燥ワークに合わせて温度・湿度条件をあらかじめ設定し、乾燥工程ごとに最適な環境をつくります。たとえばセラミックスでは、収縮が起こる乾燥初期は湿度を保ちながらゆっくり乾燥し、その後は温度を上げて水分を短時間で除去。温度・湿度センサーで庫内の状態を検知しながら、ワークへの負担を抑えつつ、必要以上の加熱を行わない効率的な乾燥を実現します。

高断熱・高気密構造で、熱を逃がさない

乾燥室のパネルは、0.6mm厚の鋼板で断熱材(ウレタンフォームまたはロックウール、厚み60〜120mm)をサンドイッチしたシンプルな構造です。断熱材の厚みは、製品ごとの乾燥温度に合わせて選定できます。個々のパネルをはめ込んで組み立てるため、気密性・断熱性が高く、放熱によるエネルギーロスを抑えます。

このアプローチに対応する製品

省エネ乾燥でマキノが選ばれる理由

ワークに合わせた温湿度制御で、必要以上に加熱しない

乾燥ワークごとに温度・湿度条件をあらかじめ設定し、工程に合わせて最適な環境をつくることで、無駄な加熱をせずに効率よく乾燥できます。

エネルギー使用量を抑えられる

温湿度制御による無駄な加熱の防止と、高断熱・高気密構造による放熱ロスの抑制で、乾燥にかかるエネルギー使用量を抑えます。

熱効率を高め、エネルギーロスを抑える

高断熱・高気密構造により、庫内の熱を保持し、乾燥工程で発生する放熱ロスを低減します。

製品に合わせて断熱仕様を選べる

断熱材の厚み(60〜120mm)や種類を、製品ごとの乾燥温度に合わせて選定できるため、過剰でも不足でもない断熱設計にできます。

廃熱の再利用でさらに省エネできる

窯業系の製品では、キルンからの廃熱を熱源として活用でき、エネルギー使用量をさらに抑えられます。

よくある質問

省エネにすると、乾燥品質が落ちませんか?

温度・湿度センサーによる自動制御で、必要な温湿度を保ちながら無駄な加熱を防ぐため、省エネと品質維持を両立できます。

どれくらいエネルギー使用量を削減できますか?

製品の形状や既存設備の断熱状態によって異なります。乾燥時間が短くなる分だけ庫内を加熱し続ける時間も短くなるため、エネルギー使用量の削減につながります(乾燥時間の短縮実績は「乾燥時間短縮」ページでご紹介しています)。正確な削減幅は、テクニカルセンターで実際の成形品を乾燥して確認することをおすすめします。

既存の窯業設備と組み合わせて使えますか?

キルン(焼成炉)からの廃熱を熱源として活用できる場合があります。既存設備の構成を確認したうえでご提案します。

断熱材の仕様は選べますか?

はい。断熱材の厚み(60〜120mm)や種類(ウレタンフォーム・ロックウール)を、製品ごとの乾燥温度に合わせて選定できます。

まずは、自社の課題をテストで確認してみませんか

マキノのテクニカルセンターでは、実際の原料・スラリー・成形品を使ったテストを行い、最適な設備・条件をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。