乾燥時間短縮
速さと品質を、両立する乾燥へ
乾燥時間の短縮と、ひび割れの抑制を同時に実現します
乾燥工程に時間がかかると、リードタイムが延び、生産性が落ちてしまいます。かといって急いで乾燥させると、ひび割れ(切れ)による不良のリスクが高まります。マキノのエコドライヤは、温湿度コントロールとエアサーキュレーション技術により、収縮ムラを抑えた最適な乾燥カーブを実現し、乾燥時間を短縮します。
温湿度コントロールとエアサーキュレーション技術により、収縮ムラを抑えた最適な乾燥カーブを実現し、乾燥時間を短縮します。
現場で、こんなお困りごとはありませんか?
- 乾燥に時間がかかり、生産のリードタイムを圧迫している
- 乾燥中にひび割れ(切れ)が発生し、再乾燥や不良につながっている
- 乾燥室内で温度・湿度にムラがあり、仕上がりが安定しない
- 乾燥時間を短縮したいが、急ぐとひび割れが増えてしまう
こうした課題は、乾燥室内の温湿度や気流が、製品に対して最適化されていないことが原因の可能性があります。
なぜ、乾燥時間は短縮できないのか?
乾燥条件が製品に合っていない
乾燥の初期から終盤まで同じ条件で運転していると、収縮ムラが生じやすく、ひび割れを避けるために時間をかけざるを得なくなります。
気流が乾燥室内で偏っている
温風が均一に行き渡っていないと、乾燥にムラが出て、全体が仕上がるまでの時間が長引きます。
乾燥時間の短縮とひび割れ防止は、相反するようで実は両立できます。マキノでは、温湿度と気流を製品に合わせて制御することで、この両立を実現します。
エコドライヤが、乾燥時間を短縮する仕組み
温湿度コントロールで、最適な乾燥カーブを描く
乾燥工程では、初期・中期・終盤で適切な条件が異なります。エコドライヤは温湿度センサーによって成形品の状態を把握し、温度・湿度を自動制御。急激な乾燥による収縮ムラやひび割れを抑えながら、製品ごとの最適な乾燥カーブを実現します。
エアサーキュレーションで、乾燥の遅れをなくす
エアサーキュレーションユニット(ACU)により、乾燥室内の温風を循環させます。一部だけ乾燥が遅れると、そこに合わせて全体の運転時間が延びてしまいますが、温風を行き渡らせることで、この「遅れによる時間ロス」を防ぎます。
断熱構造で、立ち上がりのロスも抑える
断熱材を鋼板でサンドイッチした構造により、乾燥室内の熱が逃げにくくなっています。温度を保ちやすいことも、安定した乾燥時間の実現を支えています。
このアプローチに対応する製品
実際の短縮一例
| 製品 | 従来の乾燥機 | エコドライヤ | 短縮時間 |
|---|---|---|---|
| 洋式便器(高圧鋳込み) | 90分 | 40分 | −50分 |
| 洗面器 | 40分 | 10分 | −30分 |
| 小便器 | 100分 | 30分 | −60分 |
| 石膏型 | 170分 | 70分 | −100分 |
| 碍子(切り出し) | 120分 | 50分 | −70分 |
| 瓦(役瓦) | 140分 | 70分 | −70分 |
| SiC耐火物ブロック | 240分 | 120分 | −120分 |
※自社実測値です。製品形状・成形条件により変動します。
マキノでは、テクニカルセンターで実際の成形品を使い、乾燥カーブや到達時間を確認したうえで運転条件をご提案しています。
乾燥時間短縮でマキノが選ばれる理由
乾燥時間を短縮できる
最適な乾燥カーブでの運転により、必要以上に時間をかけずに乾燥を完了できます。
ひび割れ・不良を抑えられる
収縮ムラを抑えることで、ひび割れ(切れ)による再乾燥や不良の発生を減らせます。
誰でも同じ条件で運転できる
専用制御ソフト(Windows® OS対応)で乾燥曲線の作成・変更が容易なため、担当者によらず同じ条件で運転できます。複数の乾燥室を1台のソフトで制御することも可能です。
生産計画を立てやすくなる
安定した乾燥条件で運転できるため、乾燥時間のばらつきを抑え、生産計画の安定化につながります。
よくある質問
どのような成形品でも乾燥時間を短縮できますか?
製品の形状や材質によって最適な乾燥カーブは異なります。まずはテクニカルセンターで実際の成形品を乾燥し、短縮できる時間の目安を確認することをおすすめします。
既存の乾燥設備と、何が違いますか?
温湿度センサーとエアサーキュレーションにより、乾燥室内の状態に合わせて自動で条件をコントロールできる点が異なります。手動での温度管理に比べて、ひび割れを抑えながら時間短縮を狙いやすくなります。
複数の乾燥室がある場合でも、まとめて管理できますか?
はい、専用制御ソフトにより、複数の乾燥室を1台のソフトで制御できます。
まずは、自社の課題をテストで確認してみませんか
マキノのテクニカルセンターでは、実際の原料・スラリー・成形品を使ったテストを行い、最適な設備・条件をご提案します。まずはお気軽にご相談ください。