「粉砕・ろ過・乾燥・分離」の技術で、セラミックス、水処理、食品、化学、リサイクル等、各種機器・ライン・プラントの設計・製造に対応する株式会社マキノのサイトです。

ボールミル(乾式・湿式):粉砕

粉砕

ポールミル(乾式・湿式)

主要スペック

区分 平均粒径 運転方式
乾式 ~ 5μm バッチ式
湿式

幅広い分野にお応えする微粉砕機

特長

  • 水平に回転するドラムに、原材料とセラミックスなどのボール(媒体)を投入し、ボール(媒体)との衝突、ボールとドラム壁面の摩砕・衝撃によって粉砕が行われる微粉砕機です。
  • ドラム内部のライニング材は、豊富なバリエーションから、原材料に最適な仕様を提案することが可能です。
  • ボール(媒体)も、用途に応じてご提案します。
  • シンプル構造でメンテナンスが容易です。
こんなところで使われています
  • 電子部品材料
  • セラミックス
  • 磁性材料
  • 電池材料
  • ガラス
  • 研磨材
  • 顔料
  • 香料
  • 鉱物 等

ミルの回転数について

ミルの最適回転数 N は、ミルの大きさ、粉砕媒体の大きさ、リフターの有無、それに粉砕方式(乾式・湿式) によって異なります。普通、最適回転数を表すのに臨界回転数(Nc)に対する割合(N / Nc)で表現されます。 臨界回転数(Nc)とは、ミル回転数を増加させていく上で、粉砕媒体が遠心力でミル壁に圧着され、内容物 が落下しなくなる、その時の回転数をいいます。


回転数:N<<Nc(サージング状態)

回転数:N<<Nc(サージング状態)

N<Nc(キャタラクティング状態)

N<Nc(キャタラクティング状態)

N=Nc(臨界状態)

N=Nc(臨界状態)

粉砕媒体φ30mm、乾式は 75%。湿式は 65%で回転数を算出。
●乾式の場合……N / Nc×100=70 ~ 80% ●湿式の場合……N / Nc×100=60 ~ 70%

粉砕方式

乾式粉砕

粉砕原料と粉砕媒体(ボール)のみをドラムに投入します。
特徴はライナー及び粉砕媒体から不純物の混入が少ないことです。

粉砕方式 乾式粉砕

湿式粉砕

粉砕原料と粉砕媒体(ボール)と、 水又は有機溶媒をドラムに投入します。 原料の混合及び調合に向いています。

粉砕方式 湿式粉砕

概略寸法

概略寸法 参考:BM50D-A

参考:BM50D-A

概略寸法 参考:BM50W-A

参考:BM50W-A

仕様

乾式(ライニング材:アルミナ、ステンレス、耐摩耗鋼、ゴム、ナイロン、天然石等)
型式 ドラム外径 × 長さ
(mm)
内容積 (ℓ) 回転数
(r/min)
所要電力
(kW)
機械寸法
L×W×H (mm)
機械重量
(kg)
アルミナレンガ
BM50D-A φ606 × 606 110 45 1.5 1600 ×1 000 × 1200 700
BM100D-A φ606 × 757 140 45 1.5 1600 × 1000 × 1400 1200
BM200D-A φ909 × 909 440 36 3.7 2000 × 1300 × 1700 2000
BM500D-A φ1212 × 1212 1070 31 7.5 2300 × 1900 × 2100 3600
BM1000D-A φ1515 × 1515 2190 27 22 3200 × 2400 × 2700 6000
BM2000D-A φ1818 × 1818 3930 25 37 3800 × 2500 × 2800 12000
BM3000D-A φ2120 × 2120 6370 23 55 4000 × 2600 × 3200 15500
BM4000D-A φ2424 × 2424 9700 21 75 4600 × 2700 × 3300 18000
BM6000D-A φ2727 × 2727 14000 20 110 5000 × 3300 × 4000 20000

数値は代表的な例で、仕込条件により、動力が変わる事があります。
仕様及び寸法は予告なしに変更する場合があります。

湿式(ライニング材:アルミナ、ステンレス、耐摩耗鋼、ゴム、ナイロン、天然石等)
型式 ドラム外径 × 長さ
(mm)
内容積 (ℓ) 回転数
(r/min)
所要電力
(kW)
機械寸法
L×W×H (mm)
機械重量
(kg)
アルミナレンガ
BM50W-A φ606 × 606 110 39 0.75 1400 × 900 × 1400 750
BM100W-A φ606 × 757 140 39 0.75 1800 × 800 × 1550 900
BM200W-A φ909 × 909 440 31 2.2 2000 × 1200 × 1900 1300
BM500W-A φ1212 × 1212 1070 27 5.5 2600 × 1700 × 2600 3500
BM1000W-A φ1515 × 1515 2190 24 15 3000 × 1900 × 2800 4800
BM2000W-A φ1818 × 1818 3930 21 22 3800 × 2600 × 4700 12000
BM3000W-A φ2120 × 2120 6370 20 45 4100 × 2600 × 3300 15500
BM4000W-A φ2424 × 2424 9700 18 55 4500 × 2600 × 4100 18000
BM6000W-A φ2727 × 2727 14000 17 90 5500 × 4300 × 3800 20000

数値は代表的な例で、仕込条件により、動力が変わる事があります。
仕様及び寸法は予告なしに変更する場合があります。

DEMによるシミュレーション

制作元:東北大学多元物質科学研究所 加納研究室

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