解砕、粉砕、混合、混練の連続大容量処理が可能です。
特長
- センター駆動方式により、伝達部品が少なく低エネルギーで最適な粉砕が可能です。
- 2軸タイプの内側ローラーは投入原料を圧縮粉砕・せん断し、外側ローラーで再圧縮しながら排出することで効率のよい処理が可能です。更に、バランス式の4軸タイプは2軸タイプより約1.8倍の処理能力を発揮します。
- 原料は中央回転シュートから投入され、均一に粉砕ローラー部に到達するため粉砕時間の短縮が可能です。
- 排出底板(グリッドプレート)とライナーの取外しは容易にできます。
- 排出底板(グリッドプレート)の原料排出形状はご要望に応じて選択できます。
- 内側粉砕エリアにも排出孔付グリッドプレートを設置することにより生産量が約 10%向上します。
- 瓦、タイル、レンガ、その他窯業原料
■ 圧縮・せん断フロアと排出グリッドフロア
内側ローラー(赤)で投入原料を圧縮粉砕・せん断し、外側ローラー(青)で再度圧縮しながらグリッドスクリーンを通して下部排出シュートへ落とします。
■ パンミル本体とコンクリート架台
頑丈なコンクリート架台上にパンミルを据付し、その下に排出コンベアを設置します。
■ 排出部グリッドプレート式フロア
供給される原料特性や要求の処理量により様々な形状のグリッドプレートから最適な形状を選択可能。
■ 原料排出下部コンベア
排出後のラインに合わせ、1200 ~ 4500mm巾の1ラインまたは2ラインの排出コンベアを取付け可能。
■ 振動吸収防振ゴムによるサポート
本体下部に防振ゴムを装着し、ローラー回転による強い振動を吸収。
概略寸法
機械寸法:投入・排出シュート含まず、駆動モータ含む。
仕様及び寸法は予告なしに変更する場合があります。
仕様
型式 | 有効粉砕 面積 (㎡) |
ローラー 数 (個) |
ローラー 径/幅 (mm) |
ローラー重量 内側 / 外側 (kg) |
処理量
(㎡/h) |
所要電力
(kW) |
機械寸法 L×W×H (mm) |
機械重量
(kg) |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
HMi1860c | 10.6 | 2 | 1800/600 | 9800/8350 | 20 ~ 40 | 50 ~ 75 | 4500 × 4500 × 4770 | 50800 |
HMi1870c | 12.5 | 2 | 1800/700 | 11600/9900 | 30 ~ 50 | 75 ~ 90 | 4900 × 4900 × 4900 | 58600 |
HMi2170c | 12.5 | 2 | 2100/700 | 15300/13800 | 40 ~ 60 | 90 ~ 110 | 4900 × 4900 × 4900 | 66900 |
HMSi2180c | 16.7 | 2 | 2100/800 | 22000/20400 | 60 ~ 90 | 160 ~ 200 | 5800 × 5800 × 5500 | 102200 |
HMiQ2170c | 16.7 | 4 | 2100/700 | 15300(×4) | 70 ~ 120 | 160 ~ 200 | 5800 × 5800 × 6050 | 124500 |
機械寸法:下部排出コンベアスペース含む。
仕様及び寸法は予告なしに変更する場合があります。